2014年4月30日水曜日

東京ジャジー

細野晴臣氏のコンサートチケットを手に入れたので、2ヶ月ぶりに東京へ出かけた。

雨が降っていたこともあったせいか、その日の東京はとても静かに思えた。
普段は東京に着くとロックなBGMとテクノポップのような音が混じって聞こえるので、うるさく感じていた。

しかし、その日の東京はとってもジャジーな雰囲気で、
行くとこ行くとこ1930年代のジプシースウィングのようなBGMが流れてくるのだ。
忙しない東京のイメージを良い意味で払拭してくれた。

兄と二人で歩いていたので、余計にテーマパーク感がでたのかもしれない。
とにかく良かった。

2014年4月18日金曜日

黄色い爪楊枝

子どもの頃、よく親に地元のショッピングモールに連れて行ってもらっていた。
その中にはスーパーもあり、しょっちゅう買い物に行ってた記憶がある。
中でも試食コーナーが色濃く記憶に残っている。

確かサイコロステーキの試食があったような
という曖昧なものなのだが、注目すべきはサイコロステーキでは無く
肉に刺さっている楊枝だ。


僕は、変な黄色い楊枝だな、と思っていた。
しかし、親が言うには「食べられる楊枝」らしいのだ。

当時、半信半疑だった気がする。
しかし、初めてその楊枝を食べた食感や感動は深く記憶に刻まれている。それだけ衝撃的で画期的だった。


なんと、無駄が無いことか。今もそう思う。
もともと爪楊枝は間伐材を使っているのが殆どで、
爪楊枝自体がエコであるため、爪楊枝の代用品としてパスタを使うことが地球に優しいかどうかはさておき
妙にお得感を感じていた。

一刺ししてゴミ箱にポイッ、
なんてのはやっぱり悲しい。
それでも、ゴミ箱はパスタだらけだった記憶がある。


話は変わるが、僕は小さい時に米びつからお米を勝手にポリポリ食べていたらしい
今でもたまにポリポリと食べるが
お米の堅さはパスタの堅さに似ている。

2014年4月14日月曜日

散歩

朝は時間がゆっくり流れている気がするが
車をすんごい勢いでとばす人も中にはいるので、こわいところもある。
僕はあんまり道を覚えられない人で、地元でも裏道がどこに通じているのかを知らない。
というのも、基本的に裏道はカメラで素材を集めるためだけにしかほとんど歩いて通らないので、道を覚えようという気がないわけだ。
そのため、地元のくせに、ここを過ぎればどんなところに行き着くのだろう、というワクワクが尽きない。
しかし、かっこいい建物やかっこいい看板、かっこよく剪定された植込みがある通り(一例)なんかは記憶に残る。
僕だけが知ってるかっこいいスポット、なんてものはできれば地元で見つけたいものだ。

資料としての写真を撮るために散歩しに行こう
しかし時間が無くて焦っているときなんかは、
風景を一素材としてしか見ない、特に冷酷な時間だと思う。鯉のぼりを見てたらそう思いました。
風が吹くことでたなびく、という姿が想定されて作られた鯉のぼりだが、そよ風くらいでは根元の糸がくるくる回るだけだ。
この時、僕は鯉のぼりを考案した人を勝手に妄想しているわけだが、思惑どおりにたなびかない鯉のぼりがなんとも滑稽で可愛らしい。ユーモラスな顔つきなので、一層楽しげにみえるというもの。
そんな風に楽しんでいる傍ら、この鯉のぼりを素材としてどう活躍させようか、という僕もいる。
なんとも複雑な気持ちではあるが、まあこの鯉のぼりがかっこよく登場できればそれでいいか。


とは言いつつも、どんなに余計なことを考えている散歩でも楽しいことは楽しい。
余計なことを考えるのが散歩の醍醐味とも言えるが。
自転車じゃ味わえない、風景と密接した時間をゆっくりと味わうことができる。
ご飯をゆっくり咀嚼することと、なんだか似ている気がしてきた。

おなかが空いたので休憩にしようと思い、良いかんじの土手やベンチがないものかと探したのだが見つからず、結局よく知った公園(馬がいる)で休憩をとることにした。
途中のスーパーで買ったカニクリームコロッケをひとつ食べた。
子供がロッキンパッピーを激しく揺らしている。
帰りにホームセンターで小さめのカーブミラーの値段を見てから家に帰った。

2014年4月6日日曜日

花見

ふと、
友人から遊びのお誘いがあった。
友人宅に行く途中の公園には桜並木があるため、サイクリングがてら花見でもするかな、と揚々と出かけた。
しかし、日曜だったせいか、祭りのような人の量だった。
こうなってしまっては、僕にできることはというと
「通してくださぁ~い」と
自転車のベルを弱弱しく鳴らして自分の存在を主張するのみだ。

にぎやかな公園沿いの桜並木を抜ければ、そこそこ広い沼に出る。
「沼」、というとジメジメしていてヌルヌルしている、というイメージなのだが、
その沼には白鳥も飛んでくるし、日当たりもいいので
僕は「池」というイメージのほうがしっくりくる。

沼ゾーンに突入してもまだまだ桜並木は続く。
そうなれば、自転車で進む人にはストレスの溜まらない程度の人ごみになるので、花見の余裕もできてくる。
沼の水面にはボートも滑っていた。
春の陽気にボート、だなんて小洒落てる。
そんな景色の一部になっていると、休日というかんじがする。

2014年4月5日土曜日

COMITIA108


COMITIA108

開催日:2014.5.5(月/祝)
時間:11:00~16:00
会場:有明・東京ビッグサイト東4・5・6ホール

に初参加ということで。参加します。
スペース番号は【M30b】
40pくらいの短編集の漫画を発行する予定です。



2014年4月4日金曜日




こんにちは。めごちもでございます。
2回目なんですけど、ブログを始めてみることにしました。
不定期のつもりではいるんですが、ちょこちょこと更新をしてゆきたいと思っております。
突然始めた理由は特になんてこともない。
最近とあるかっこいいブログを見かけまして、「あ、これは僕も続けたほうがいいな。」と、衝動的に再開してみました。
そのため、テイストも少しばかり真似をしております。

ブログって、ゴミ捨て場みたいなイメージがあったんですよ。
文字をポイ捨てして蓄積させていくイメージ。
それが、最近になって「いいなあ」って感じるようになりました。大人だね。


さて、もう昨日の出来事になってしまいましたが、桜を見にいきました。
あいにくの雨だったので、すこし残念な思いでしたが。
しかし、濡れてまで近くに行って見る程のことでもないなと思ったので、駐車場の車の中から中距離にある桜を眺めていました。
雨で濡れたフロントガラスごしに見るそれは、ぼんやりとぼやけて神々しくもあったかな。